東アジアサミット 参加国の首脳が宣言に署名

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第10回東アジアサミットに出席した首脳らが、宣言に署名した。宣言によると、東アジアサミットは、東アジアの平和、安定、そして経済的繁栄を確保するために、相互に関心を抱いたり、共通の懸念を呼ぶ戦略的、政治的、経済的な幅広い方向性について首脳たちが対話するためのフォーラムであり続ける。

宣言ではまた、 東アジアサミットは、地域の国家間関係を構築するための共通ルールの策定、戦略的信頼の促進、行動の透明性と行動の予見可能性の確保に今後も積極的に貢献していくと指摘されている。

先にロシア政府は記者会見で、文書は、東アジアサミットの今後の発展、同サミットが進化するための最適な方法を決定する観点から、重要なものとなるべきだと発表した。

その他にも、穏健派の世界的な動きに関する宣言や、暴力的過激主義との闘い、海洋協力、地域の保健システムおよび情報セキュリティーシステムの強化に関するに共同声明に署名がなされた。ロシア政府広報部はこれらの文書について、「地域の平和と安定の促進にとって有益なものである」と指摘した。

代表団の団長たちも、情報通信技術(ICT)に関する多国間問題についての声明を支持した。各国は、東アジアサミットに参加する国々が、ICT分野の国内の安全保障を高いレベルで維持するための努力を活発化し、リスクを軽減するための信頼醸成措置を強める実際的な協力を発展、強化し、サイバー攻撃の脅威に対抗するための情報交換や、信頼と迅速な対応ポテンシャルを強化するための国際協力を発展させて、ICT分野における国家および地域の安全保障の強化を目指すべきだということで合意した。

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