「フメイミム基地を本拠地とするロシアの爆撃機はシリア北部および東部の油田地帯で燃料トラックの車列や石油加工工場を爆破するという軍事目標を達成した。ロシア空軍機はこの5日でISが管理する工場へ原油を輸送していた燃料トラック1000台以上を破壊した」とコナシェンコフ氏。
例えば、偵察飛行のさい、ISの「首都」ラッカ周辺で、ISが管理する油加工工場へ原油を輸送する燃料トラックの車列が2本発見された。Su-34の攻撃で、自動車80台が破壊された。
ロシア空軍はこの2日間にもラッカ周辺の大きな石油保管庫や石油加工工場を破壊した。「ラッカ南西15kmの地点で大型のを破壊した」とコナシェンコフ氏。さらにラッカ南郊50kmの地点でSu-34の爆撃により、ISが管理する石油加工工場が爆破されたという。