プーチン大統領は、イランの最高指導者ハメネイ師と会談した後、ガス輸出国フォーラムの本会議に出席する。その後、ロシアとイランのハイレベル協議が、参加者を限定、ならびに拡大して行われ、協議終了後、双方は共同文書に署名する見込み。
またプーチン大統領は、ベネズエラのマドゥロ大統領との会談など、一連の二国間会談も行う予定。
通信社「スプートニク」によると、イランでは、シリア、イラク、イエメンなどの地域問題も議題になるという。
イラン議会議長の国際問題担当顧問を務めるシェイホルエスラーム氏は、通信社「スプートニク」に、ロシア大統領のイラン訪問について次のように語った-
「今この瞬間、尊敬するロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、イランの最高指導者ハメネイ師と会談している。その後、プーチン大統領とロウハニ大統領との会談が予定されている。我々の大統領は、ロシア大統領と会談する時の一定の議題をすでに準備した。その中には、地域問題が含まれている。またプーチン大統領は『ガス版OPEC』のサミットに参加する予定だ。我々はこれを非常に重要なフォーラムだと考えている。なぜなら、世界でガスと石油の消費量が毎日増加していることなど、石油・ガス部門とエネルギー部門のグローバルな問題について協議され、決断が下されるからだ。全体として『ガス版OPEC』は、十分に成功している連合だ。輸出国の大統領7人や、高いポストに就いている人々、また一連の外相らが参加して、今後もさらに発展し、世界の燃料供給問題をもっとうまく解決していくだろう」。
シェイホルエスラーム氏はまた、プーチン大統領との2カ国間会談では、地域問題について協議されるだろうと指摘し、「シリア、イラク、イエメンなど全ての地域問題が会談の議題とされている」と語った。