人権センターのマリウス・フォティウ代表は「EU加盟国であるキプロスは、シリアのすぐ近くに位置していることから、国内で、テロが起きる可能性が他の国々に比べ高い。そのためセンターの活動家達は、キプロス領内にロシア連邦軍の艦隊及び航空宇宙軍部隊の一部を『誘致』してはどうかと提案している」と伝えた。
センターの人権活動家達は「テロとの戦いにおいてNATOの努力は、十分な成果を生んでいないが、ロシアは幾度となく、欧州において、平和愛好、正義及び自由擁護の諸原則を示してきた」と考えている。
キプロス正教会人権センターは、「ロシア軍基地誘致」を求める署名集めを始めているが、新聞「イズヴェスチヤ」は「NATO加盟国であるキプロスにロシア軍基地が置かれる可能性は、事実上ゼロだ」と指摘している。