米国は、ロシアのスホイ24爆撃機は、短時間トルコ領空に入った後、シリア領空で撃墜されたと見ている。ロイター通信は、ホワイトハウス筋の情報を引用して、このように伝えた。それによれば、この立場は「明らかになった航跡」を根拠としたものだ。
先に伝えられた所では、オバマ大統領とトルコのエルドアン大統領は、ロシア軍機撃墜事件に関連して、電話会談を行った。
なお火曜日、トルコの要請によりNATOは緊急理事会を開いた。ストルテンベルグ事務総長は、この理事会を総括し「NATOは、スホイ24がトルコ領空を侵犯したものと考える」と述べる一方で「NATOは、この事件に関しロシア及びトルコ政府間のコンタクトが冷静に、かつエスカレートすることなく行われるよう求める」と訴えた。