ロシア指導部「肝心なのはロシアの爆撃機に対するトルコの行動を判定する事」

© Sputnik / Alexey Kudenkoペスコフ大統領府報道官
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ロシア指導部は「ロシアの爆撃機に対するトルコの行動を判定する事が肝心だ」との見方を示し「S400 はすでにシリアで、戦闘準備態勢に入った」と強調した。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「トルコ機に対し、長距離地対空ミサイルS-400が攻撃すれば、それを我々は侵略とみなす。ロシアはシリアへのS400配備の意向を見直さないだろう」とのエルドアン大統領の言葉をコメントし、このように述べた。

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トルコのエルドアン大統領は、米国CNNテレビのインタビューに応じた際、長距離地対空ミサイルS-400 「トリウムフ」をロシアがシリアに移動した事は、トルコや他の米国の連合国にとって脅威ではないか」との質問に答え、次のように述べた-

「御存知のように、ロシアは以前からシリアに対し国防領域での支援を与えてきた。すでにアサド現大統領の父の時代から、そうだった。ロシアは、そうしたミサイルシステムを売却あるいは供与してきた。昨年それがもうなされなかったと断言する事は出来ない。もちろん我々は、そうしたものは目にしたくない。我々にとって、あまり好ましい状況とは言えないからだ。」

火曜日、スホイ24爆撃機が撃墜された後、ロシア政府は、ロシア航空宇宙軍の航空機が配備されているシリアのフメイミム空軍基地に、長距離地対空ミサイルS-400を移動する決定を下した。
なお撃墜されたスホイ24のパイロット一人は死亡、もう一人は救出され、ロシアの基地に搬送された。

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