攻撃を受けたRT記者ロマン・コサリョフ氏によれば、攻撃は2014年以降秘密裡にシリアの反政府武装勢力に送られた米国製の対戦車重火器BGM-71 TOWから行われた。
「私のTwitterアカウントに、『ジハード主義者らはTOWを記者らに使用する』と題された動画が送られてきた。そこにはシリア反体制派勢力の一つのロゴチップがあったシリアの武装勢力が対戦車ミサイルを発射する様子が映されていた」と同氏。
24日、RT記者ロマン・コサリョフ氏、サルゴン・ハダヤ氏を乗せた自動車がトルコとの国境10㎞に位置するダグマシリヤ居住区に移動中、(コサリョフ氏によれば)テロリストらの支配下にあるサリム居住区から攻撃を受けた。コサリョフ氏は挫傷、閉鎖性頭部外傷を負い、ハダヤ氏は破片による傷を負った。
ハダヤ氏は砲撃を受けた直後にコメントを出した。「唯一の謎は、標的がなんであったのかということだ。最初のミサイルのあと、二つ目、三つ目、四つ目、五つ目を打ち込んだ」とハダヤ氏。コサリョフ氏は加えて、記者らが攻撃された直後、反体制派はネット上に殺害予告つきの写真を掲載した。攻撃後もRT記者らに対する脅迫が武装勢力から行われているという。
The last piece of shrapnel extracted from my colleague's body. He feels great after operation. @SargonHadaya pic.twitter.com/kpe6xNefnG
— Roman Kosarev (@Kosarev_RT) 27 ноября 2015