土曜クレムリン報道部は、ロシア大統領が国家安全保障および対トルコ特別経済措置令に調印したことを発表した。
「この命令が示しているのは、エルドアン氏が誰よりもまず自国経済に発砲を行った、ということだ。トルコはロシアと特別な体制を築いていた。それは実に、幅広い、絶大な友好関係であった。それは政治、貿易、経済、ビジネス、ツーリズム、大規模プロジェクトに及ぶものであった。これらすべてが事実上、無に帰せられた。たったひとつの極めて向こう見ずな、軽率な決定により、すべてが非常に深刻な脅威にさらされてしまったのだ」とプシコフ議員。リア・ノーヴォスチが日曜伝えた。
プシコフ議員によれば、ロシアがこれからとる措置は、トルコ経済の4つの部門を痛打する。まずは観光部門。ロシアからの旅行者はトルコ経済に400万ドルをもたらしていたのだ。
また、ロシアと契約を結んでいたトルコ企業は大きな利益を上げていた。ロシアへの輸出を行う企業にも措置は響くことになる。
「これはトルコ経済の中の非常に大きな部分を占めている。なぜならトルコは、たしか第5位のロシアの貿易パートナーだったからだ。昨年の取引高は3000万ドルだった。これはもちろん、そうした企業には相当な痛手だ」とプシコフ議員。