EUとのビザなし体制が米国にテロの危険を引き起こす

© AFP 2023 / Seth McallisterТеракт 11 сентября в Нью-Йорке
Теракт 11 сентября в Нью-Йорке - Sputnik 日本
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最近、テロ組織「IS(イスラム国)」が、米ニューヨークへのテロ攻撃を警告する動画を公開した。政府関係者は、差し迫った脅威はないとし、ニューヨークでは世界で最も効果的かつ先進的な安全保障システムが稼動していると主張した。しかし、もし危険が予期せぬところから訪れたとしたら?例えば、EU側から?

報道によると、ベルギー市民およそ945人が「IS」と関係を持っており、シリア紛争に参加あるいはそれと関連しているという。なおベルギーのマスコミが政府機関筋の情報として伝えたところによると、彼らは難民ではなく、完全な権利を有するEU市民だとされている。米情報機関によると、ベルギーを含むEU加盟国10カ国以上の3000人の市民が、ISと関係を持っている。なおEU市民が米国に入国する際にビザは必要なく、航空券があれば十分だ。

メディア評論家のライオネル氏は、次のように語っている-

「もし私が皆さんに、彼はシリアから来た!あるいはサウジアラビア、またイラクから来た!と言ったら、恐ろしく感じるだろう。でも、もし『ベルギーから来た』と言ったら?『それがなに?ベルギーはワッフルとチョコレートでしょ』となるだろう。私は真剣だ。ベルギーは人々の中でテロリズムと関連付けられていない。人々に、テロリズムは姿を隠し、カモフラージュしていることを説明する必要がある。今、潜在的なテロリストは、過激思想の影響下にあるベルギー人であると説明して欲しい!メディアは、一般の人たちに、地理についても歴史についてもその全体像を伝えることはない」。

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