パリで開かれているCOP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)で記者団の質問に答えたか中で、エルドアン大統領は、次のように発言した―「トルコが、ISから石油を買っているかのような非難が浴びせられているが、これを受入れる事は出来ない。そうした非難は、不道徳なものだ。そうした物言いを簡単に受け入れる事などできない。証拠が必要だ。もし証拠があるのなら、示せと言いたい。事実が裏付けられるのであれば、私は、大統領の座に留まるつもりはない。
そうした事など何もなかった。我々は決して、不法なルートで石油を買ってはいない。テロ組織との間にそうした契約はない。我々が石油を買っているのは、周知のとおり、ロシア、イラン、アゼルバイジャン、イラク、アルジェリア、カタール、ナイジェリアといった国々からである。」
先にプーチン大統領は「ロシアは、テロリストらのコントロール下にある油田から石油が大掛かりな形でトルコに流れているという追加的な情報を入手した」と伝えた。又プーチン大統領は「我々のもとには、トルコへの石油供給の安全を保障するため、スホイ24型機が撃墜されたと推察しうる根拠がある」とも述べている。