車両は、演習「アトランティック・リゾルブ」の枠内で派遣される。米国防総省のサイトで発表された声明によると、軍用車両は演習中に部隊の配置転換の速度を向上させるという。
「ヨーロピアン・アクティビティ・セット」プログラムの一環として、中央ヨーロッパおよび東欧に約1万2000台の軍用車両が投入される計画。戦車、歩兵戦闘車、自走砲などが、演習中に地域を移動する。現在プログラムの枠内で提供された装甲戦闘車両はドイツにある。
米国のカーター国防長官は6月、米国は欧州の7ヶ国に軍用車両を配備する用意があると発表した。国防長官によると、少なくとも一時的にブルガリア、エストニア、リトアニア、ラトビア、ポーランド、ルーマニア、ドイツに、中隊あるいは大隊規模の軍事ユニットが配備される予定。