米諜報部の元トップが「ロシアはシリア情勢を変えた」

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米諜報部の元トップが「ロシアはシリア情勢を変えた」 - Sputnik 日本
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「シリアにおけるロシアの行動は状況を根本から変えた。これでロシア領内で活動が禁止されている『IS(イスラム国)』に対抗する闘争では協力関係をしかねばならないことは明白となった。」国防情報局(DIA)前長官、マイケル・フリン中将は独シュピーゲル誌からのインタビューにこう語っている。

「我々はロシアとの建設的な協力を必要としている。ロシアはシリアにおいて軍事行動を採る決定をとり、これが根本的に状況を変えた。」フリン中将は11月13日のパリの連続テロ事件で130人の人命が失われたあと、オランド仏大統領は米国にもロシアにも支援を要請したと指摘した。

フリン中将は、急進的組織に勝つためには空爆を行うだけでは不十分とし、「敵を空から撃ち負かすことは我々にはできない。第1にISを彼らが占めている領域から追い出し、安全と安定に配慮する必要がある。難民は祖国に戻らねばならない。もちろんこれは迅速には運ばない。ISの頭領を見つけ、殲滅し、彼らが張り巡らした網を破壊し、資金源を封鎖せねばならない。難民は安定が確立しないうちは、そこに残留し続けねばならない」と語った。

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