イラク議会安全保障・国防委員会の責任者、サイド・アリ-ハキム・ザミリ委員長は、同国の諜報機関の情報として、AP通信記者に次のように伝えた―
「ISは、化学兵器開発のため国外から専門家を引き入れる事に成功した。その中には、サダム・フセイン時代に軍産複合体の問題を担当していたイラク人専門家も複数含まれている。
それ以外にイラクの諜報機関は、ISのために化学兵器製造に取り組む外国人に中には、チェチェンや東南アジア出身者もいると伝えた。
ISは、大変集中的に、化学兵器、特に神経ガスの製造に取り組んでいる。この事は、イラクにとっても、それ以外の世界にとっても脅威である。
イラク政府は、ISの潜在力によれば、イラク及びシリアの占領地内で、そうした化学兵器を試す事は完全に可能だと見ている。」