NATOは2日、モンテネグロにNATOへの加盟を要請した。モンテネグロは、NATOの20カ国目の加盟国となる。
ペスコフ報道官は記者会見で、記者からNATOがモンテネグロにNATO加盟を要請したことをロシアはどのように受け止めているか?、何らかの報復行動を取る意向はあるか?との質問を受け、次のように語った-
「ロシアは常に様々なレベルで、NATOの東への軍事インフラの拡大が続けられていることについて、これは東から、すなわちロシア側から、安全保障上の利益を確保し、利益の均衡を維持する面で、報復行動を招かざるを得ないと指摘してきた」。
先にロシア議会上院(連邦会議)国防安全保障委員会のヴィクトル・オーゼロフ委員長は、リア・ノーヴォスチ通信に、ロシアは、モンテネグロのNATO加盟を受け、軍事技術協力分野を含む、モンテネグロとの共同プログラムの実現を拒否すると発表した。