大使は、天皇誕生日を記念した式で演説したなかで、日本政府はもっとも広い分野においてロシアとの対話継続、協力継続」を真剣に志向していると語った。
大使はそれを示す好例が岸田外相のロシア訪問であり、トルコのG20サミットにおける安倍首相とプーチン大統領との会談であったとし、このようにして日本は対話と協力の継続という方法で2国関係の安定した関係拡大の可能性を推し進める計画だと語った。
大使は4年にわたるロシア駐在を終えるにあたり、次に赴任する上月豊久(こうづき・とよひさ)新大使がロシアの専門家であることを喜ばしく思うと語った。上月氏のロシア駐在はこれで4度目となる。