既に予定されていた事業の実現が困難となり、その多くは無期延期された。ラヴロフ外相は、こうした容易ではない状況にもかかわらずイタリアはバランスの取れたプラグマティックなアプローチを見せ、数十年にわたって蓄積されたパートナー関係のポテンシャルのために損失の最小化に努めていると指摘。イタリアの実業界についてもラヴロフ外相は、この状況に憂慮しており、ロシア市場からの撤退を望まず、完全な形での協力関係の継続を支持していると語った。
ラヴロフ外相、対イタリア関係に満足
2015年12月4日, 21:31 (更新: 2022年4月27日, 22:07)
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ラヴロフ外相は露外務省が発行する雑誌「ロシアン・ビジネス・ガイド」からのインタビューに答えたなかで、イタリアはロシアの国際パートナーの主要な存在であるにもかかわらず、ウクライナ問題に関連したロシアとEU間の交流縮小は露伊関係にネガティブな影響を及ぼしたと語った。