それによれば、タイ警察は、ロシア連邦保安庁(FSB)から今年10月、イスラム過激派テロリストらがタイ入国に成功したとの連絡を受けた。4人がパタヤに、2人がプーケットに、さらに2人が首都バンコクに送られた。10人のうち残りの2名の居場所は、今も不明だ。
ロシア連邦保安庁は、タイ当局に対し、安全問題に集中し、何らかの形で、フランス、ベルギー、ドイツ、米国、オーストラリア、英国など反テロ連合諸国の利益に関係した場所に特に注意を向けるよう求めた。
現在パタヤやプーケットには多くの数のロシア人が居住している。また両リゾート地は、ロシア人観光客にここ数年大変人気があるため、イスラム過激派組織は、テロリスト派遣を決めたものと思われる。
先に伝えられた所では、タイで「ダーイシュ(IS)」との関係を疑われたロシア人が拘束された。