「モスル近隣に位置しているトルコ軍は合意なく我が国に入った。彼らは即刻退去すべきだ」という。
ロイターによれば、イラク外務省は地元テレビで声明を出し、トルコ兵の侵入は「侵略」であると規定した。また、イラク政府の合意なく行われるあらゆる軍事作戦は権限をともなわぬものである、とした。
先の報道では、トルコ政府はイラク北部のモスル市近郊に130人の兵士を派遣した。イラクのクルド人たち(ペシュメルガ)を教練するためだという。のち、ロイターは、米国軍部の情報として、トルコのこの行動は米国率いる有志連合とは関係のないものだ、と報じた。
ロイターによれば、国際対テロ連合は、トルコ軍が同地域に派遣されることを予告されていた。