新聞「インディペンデント」によれば、ピーク飛行士は、ロンドンマラソンが行われる来年4月24日、軌道上でこれに参加する。無重力状態を克服するために、ピーク飛行士は、走る際に彼の体を必要な状態に保ち、支える特別のベルトを使用する。
1999年、ロンドンマラソンに参加し3時間18分の記録を持っているピーク飛行士は「これよいよい記録を出そうとは考えていません。3時間半から4時間で完走するのを目標にしています」と語っている。
今のところ軌道上でマラソンに挑戦したのは、米国の女性飛行士スニタ・ウィリアムスさんだけだ。彼女は、1997年のボストンマラソンに宇宙から参加した。
今月15日、宇宙船ソユーズは、ユーリイ・マレンチェンコ(ロスコスモス)、ティモシー・コプラ(NASA).そしてティモシー・ピーク(欧州宇宙機関)の3飛行士を乗せISSに向かう。打ち上げは、カザフスタンのバイコヌール宇宙船発射基地で行われる。