英国のマイケル・フェロン国防相は、ダーイシュ(IS)に対する攻撃作戦を展開中の空軍機が離発着するキプロス領内にある「アクロティリ」英空軍基地を訪問し、次のように述べた-
「我々は、ダーイシュ(IS)への攻撃をさらに強める。英国政府は、テロリストらの司令本部や彼らの資金源に対する軍事攻撃を求めている。」
2日夜遅く、英国議会は、シリアにおける軍事作戦への自国の参加を承認した。これを受けて2日から3日にかけての深夜、ダーイシュの陣地への初の攻撃が実施され、3日から4日にかけての深夜も、作戦は続けられた。英国防省は、標的となるのは、シリア東部の油田地帯の施設だと伝えた。なおイラク領内のダーイシュの陣地に対する作戦は、国際有志連合の枠内で2014年から行われている。