慣例に従って「ハヌカ祭」の式典を執り行うのは、ロシアの主任ラビ、ベルル・ラザール氏。式典が開かれるのはモスクワ中心部にある革命広場。同広場には、すでに巨大な燭台が設置された。
「ハヌカ祭」では、ろうそくが灯されるだけではなく、「スフガニヤ」という、ジャムなどが入ったドーナツも代表的な食べ物として作られる。親は子供におもちゃやお小遣いをプレゼントする。なおその一部は、自分の意思で寄付されることもある。
またルブリョーヴォ・ウスペンスキー街道に新たなユダヤ人コミュニティーセンター「ジュコフカ」の開所式が開かれるため、モスクワ郊外のユダヤ人コミュニティーにとって、今年の「ハヌカ祭」は特別なものとなる。