それによれば「ロシアは、トルコ軍がイラク領内に入った事を受けて、国連安保理事会を招集した」。
イラク当局の発表によれば、4日、金曜日、トルコの戦車大隊が、テロリストらと戦っているクルド人部隊のメンバー養成を口実に、国境を越えイラク北部モスル近郊のナイナワ地方に入った。イラク外務省と国防省は、こうしたトルコの行為を、イラク側との合意なくなされた「敵対的行動」と呼んでいる。
6日、日曜日、イラクのアバディ首相は「もしトルコ軍が48時間以内に撤退しないのであれば、イラク政府には、国連安保理事会に訴え出ることも含め、可能なあらゆる措置を講ずる権利がある」と述べた。
そして翌7日、月曜日、アバディ首相は「問題が国連安保理事会に持ち込まれるまでトルコに残された時間は、24時間だ」と警告していた。