12月初めに福島第1原発の廃棄物処理建屋周辺にある地下トンネルにたまった汚染水を採取し、分析したところ、放射性物質の濃度が、1年前のおよそ4000倍になっていることが分かったという。
東京電力のプレスリリースによると、1リットルあたりの放射性セシウム137は約39万ベクレル、1リットルあたりの放射性セシウム134は約9万2000ベクレル検出された。ベータ線を出す放射性物質の濃度は、50万ベクレルに上昇した。
福島第1原発の地下トンネルにたまった汚染水の放射性物質の濃度は、1年前と比べて4000倍-4100倍に上昇した。NHKが報じた。