「テロリストらはアフガニスタンと近隣諸国の国境付近の土地を掌握する戦略をとっている。既にダーイシュを含むテロ組織からのちのち地域全体を不安定化させるためにアフガンに基地をつくる計画を度々公にしている。いまの傾向から判断すると、こうした脅威は極めて現実的な性格を持っている」と報道官。
タイムズ紙の先の報道によれば、ダーイシュはアフガン東部に自称「カリフ国家」の新たな州を創ろうとしている。ダーイシュに忠誠を誓う戦士1600人が、シリアやイラクの掌握地で見せる残虐な手法を用いて、ジェララバードから南の4地域を管理している。
数万人の農民が逃亡し、アフガン軍はテロリストらのさらなる進軍を防ぐため、連日戦闘を行なっているという。同紙によれば、治安機関は毎月500人の兵士を各地で失っているという。