ブルームバーグによると、ロッキード・マーティン社が製造した新たな海洋無人機は、不具合が原因で2014年9月から24回もテストに失敗した。
最近5か月間で、技術的不具合を含め、合わせて14回のテストが失敗に終わった。海洋無人機7機は、港へ曳航されたという。
ブルームバーグによると、米国防総省は、海洋無人機54機を8億6400万ドルで購入する方針だったが、米海軍が招いた独立系グループが、無人機について「信頼性が十分ではない」と評価したため、契約交渉は延期された。
なお、海洋無人機のテスト失敗により、海洋無人機の購入だけでなく、230億ドルの拠出が見込まれた米沿岸警備隊が必要とする軍艦32隻の建造プログラムも疑問視されたという。