統合参謀本部:米国、シリア上空に飛行禁止区域設定の可能性あり

© US Air Force / Senior Airman Matthew BruchF-15戦闘機
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米国はシリア上空に飛行禁止区域を設定する可能性がある。しかしそれは「政治状況を理由に」なされない。米軍統合参謀本部のポール・セルヴァ将軍が米議会上院軍事委員会の公聴会で述べた。

ロシア国防省公式報道官のイーゴリ・コナシェンコフ少将 - Sputnik 日本
シリア軍攻撃当日、現場上空を連合軍の軍機が飛来、露国防省
「我々にはそれを創設するポテンシャルはあるが、しかし、政治情勢および様々な計算、米国人飛行士の損失の恐れがあるため、それはお勧めしない」と同氏。

同氏によれば、飛行禁止区域が設定されれば、ロシア空軍との間で理解の齟齬が生じる可能性がある。

なお、この問題について、同じ公聴会に参加していた国防長官は、対価の大きさを考えると、「そのような措置はお勧めできない」と述べている。

米国政府はシリアおよびトルコ・シリア国境上空に飛行禁止区域を設定するのに反対の立場だ。反対に、トルコは公に飛行禁止区域の設定に賛成の立場を示している。

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