11日午前2時ごろ、高知県四万十市西土佐長生の無職、中脇篤志さん(73)が、自宅近くの四万十川に係留していた川舟の様子を見に行くと家族に伝えて外出し、行方不明になった。
また兵庫県の神戸でも、開催中の「神戸ルミナリエ」で、強風により長さ84メートル、高さ9メートルの電飾の一部が倒壊した。幸いケガ人は出ていない。金曜朝、神戸市内では、秒速19,9メートルの突風が観測された。
気象専門家達は、川が増水し水位が危険なレベルまで上がり、また海岸部では波の高さが6メートルに達する恐れがあるとして、住民に注意を呼びかけている。また竜巻警報も出された。
なお一連の太平洋沿岸部では、秒速30メートルの強風が記録された。
今回の季節外れの大雨の原因は、異常に発達した低気圧の影響によるものだ。