火星の水を採集する衛星、2018年にも出発か

© Flickr / Jason Major火星
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スウェーデンのルレア大のハビエル・マルティン・トレス氏とその同僚らは、火星の地下に液体の水のプールがあることがキュリオシティ探査機のデータに示されている、と指摘している。また毎日水が循環している様子も見て取れ、火星の地表の特徴をなしている。しかし、液体の水は夜間にのみ存在するようだ。昼間には蒸発してしまうのである。

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このプロセスを研究し、計測する機器が開発された。一日に火星の大気から5mlの水を吸収するために塩を使う。もしプロセスがうまく作動したなら、将来的には将来の火星入植者のための水集めが容易になる見込み。

「我々は液体の水を直接火星で取得し、のちそれを火星の研究に、温室や入植者の飲用に供給する計画だ。これは純水を得るための、循環する、自然な加工プロセスである」と学者。
このシステムはさらに、気象台としても機能する。これでローカルな気温や湿度をはかり、火星の大気を観測するのだ。

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