ジェファーソンシティ警察によれば、なまりのある喋り方をする男性3人がミズーリ州内のウォールマート店舗6か所でプリペイド式携帯電話を150台購入した。地元テレビ局KRCG13が報じた。地元当局者が尋問したが、逮捕のための形式的な要件がなかったため、釈放されたという。
米国ではプリペイド式携帯電話はしばしば犯罪を連想させる。プリペイド式携帯電話は番号登録なしにもてる通信手段であり、捜査が困難だからだ。
これを受け地元警察はFBIに通報したという。
続いてそこから車で2時間のコロンビア市でも電話の大量購入があった。
のち、やはり何ものかたがプリペイド式携帯電話の大量購入を行ったマコン、ジャクソン、ケープジェラルディエの各市の警察も捜査に加わった。
FBIによれば、この大量購入は州内全域で数十本のガスボンベが盗まれたことと関連している可能性がある。地元当局者は、これらの奇妙な出来事はテロの準備の一環をなしている可能性があるとみて、懸念を募らせている。
11月末、リー峠市のBPガソリンスタンドで少なくとも18本のプロパンガスボンベが盗まれた。同日、ほかの近隣スタンドでも盗難の報告があった。2週間後、さらに28本が、インデペンデンス市で盗まれた。
FBIは地元住民に対し、ガス盗難や電話の大量購入があった街の市街地で怪しい行動があったらすぐに地元警察に通報するよう呼びかけている。Fox 4テレビが報じた。捜査が進められている。