先の報道にもあるように、イラクは国連安保理に書簡を送り、トルコのイラク進駐は国連憲章および国際法規範を深刻に侵していると規定、トルコ軍の即時イラク国外退去を勧告するよう求めた。米国のサマンサ・パウエル国連大使は、イラクの書簡は安保理に送られている、と確認した。
「外務省は安保理に対し、イラクは国連憲章および国際法に基づきトルコによるイラクの領土侵犯とそれによる善隣関係の損害、国際平和および安全への脅威という問題を解決すべく、必要な措置をとる当然の権利を有している、と伝えた」。スプートニクが入手したイラク外務省の声明にはそう記されている。