気候変動に関する国際連合枠組条約加盟195カ国とEUの代表らが土曜夕方、パリで新合意を結んだ。2020年までの温室効果ガスの排出量と気候変動予防措置を盛り込んだもの。発効のためには各国の批准が必要。化石燃料の使用中止は盛り込まれず、CO2の全世界排出量も制限されなかった。しかし、例外なく全ての国が、排出量削減と技術的設備一新、気候変動への適応に関する国家目標を定めることが義務付けられた。
「ロシアは、現世代および次世代の地球人のために、パリ合意の諸原則に従い、気候への人為的負荷の軽減について、自らの行動を強化し続ける我々の固い決意を確認し、今回達成された合意に対する忠誠を誓いたい」とベドリツキイ氏。