26人が死亡、227人が負傷したエル・クウェート中心部のシーア派寺院におけるテロとの関連で、29人が逮捕され、8月に裁判が始まった。うち14人がテロとの関連なしとされ、釈放された。7人が死刑判決を受け(うち5人が欠席裁判)、8人が禁固15年を言い渡された。この事件についてはダーイシュが犯行声明を出している。クウェートとしては同様の事件は10年以上ぶりであり、同国史上最悪の事件となった。
裁判所によれば、「死刑宣告の停止が効力を発するのは一人の受刑者のみである」。それはクウェートにおけるダーイシュの首領と目される人物で、この人物は禁固15年に減刑されるという。また、自爆テロ犯が現場に向かった自動車の運転手や、組織の首領の娘が釈放された。
上訴裁判所はまた、欠席裁判で死刑を宣告された5人に対する審理を停止した。