調査担当者たちの説によると、これはテロリストが英国を攻撃のターゲットに選んだことを示しているという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
「デイリー・メール」の消息筋によると、写真を撮ったのはアバウド容疑者本人で、これは容疑者がパリ連続テロの前に国際指名手配されていたにもかかわらず英国を訪れたことを意味しているという。
なおバーミンガムのどの場所が写真に撮られていたのかは明らかにされていないが、消息筋は、テロリストらの計画が「恐ろしい結果」を引き起こした恐れがあるとの見方を示している。「デイリー・メール」は、バーミンガムの人口はおよそ200万人で、大型ショッピングセンター、国際展示場、サッカーやクリケットなどのスタジアムなどがあると指摘している。
先にアバウド容疑者は、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)の雑誌で、指名手配されているにもかかわらず、欧州諸国を問題なく移動することができたと豪語した。
なおアバウド容疑者は、パリ郊外で行われた警察による急襲作戦で殺害された。