聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央通信が14日、平壌で13日に「財政銀行イルクン(活動家)大会」が開かれたと報じた。金正恩第1書記は、大会の出席者に送った書簡で「財政銀行事業を改善、強化することは、強盛国家建設を成し遂げるための必須の要求だ」と強調したという。聯合ニュースが伝えた。
聯合ニュースによると、同大会の開催は、「金日成体制下の1990年9月以来、25年ぶり」だという。
聯合ニュースは、韓国の民間シンクタンク「IBK企業銀行経済研究所」のチョ・ボンヒョン首席研究委員の話として、北朝鮮経済の活性化にとって一番重要なのは外資誘致とキャッシュフローだが、現在の金融システムの下では何も起こらないため、北朝鮮は断固とした改革に向けて準備していると伝えた。
またチョ・ボンヒョン首席研究委員は、「北当局は半年前に金第1書記の指示で中国に金融準備チームを派遣し諮問を要請したとされる。来年5月の朝鮮労働党の第7回大会で金第1書記が相対的な(金融)改革策を発表すると予想している」と語った。聯合ニュースが報じた。