出口調査によると、マリーヌ・ルペン氏率いる「国民戦線」は、全地域圏で第1党になることができなかった。「国民戦線」の得票率は28パーセントで、第3党となった。
「国民戦線」を抑えてトップになったのは「共和党」と「社会党」。ほぼ全ての地域圏で「共和党」と「社会党」が第1党になった。
なおルペン氏は、決選投票の結果を敗北とはとらえておらず、「国民戦線」は今年、その立場を強化したと考えている。
「国民戦線」は代表者の数を3倍にし、ほぼ全てのフランス地域圏議会で野党第1党となった。
13日に行われた決選投票は、2017年に予定されているフランス大統領選挙の前哨戦となった。