「コメルサント」紙によると、ロシア経済開発省は、メドヴェージェフ首相の指示に従い、トルコに対する「特別経済措置」の枠内における政令案を準備した。文書は、ベースとなるプーチン大統領の「対トルコ」大統領令を実行するために策定された。大統領令の一部は11月30日に実現された。11月30日には、トルコからの一連の食料品の輸入が禁止され、政府間の協力プログラムの一部が停止され、ロシアでのトルコ人労働者の雇用が制限された。
「コメルサント」紙によると、第二段階では、経済制裁が拡大され、より明確にされる。「トルコの企業に対してロシアで禁止される仕事(サービス)の種類」のリストが加えられるという。これは特に、建設サービスやホテルサービスの貿易、また木材加工、トルコでのロシアの航空会社のトルコ人スタッフの教育などとなる。
また「コメルサント」紙の消息筋によると、ロシアの法人や個人が、ロシアに滞在するトルコ人と新たな契約を結ぶ場合、取引の証明書を作成することができなくなる可能性があるという。ロシアでは、証明書なしにトルコの法人と銀行取引を行うことはできない。