プーチン大統領は次のように語っている。「我々は、トルコ政権が我々の軍用機に対し、これを撃墜するという行動に出たことは非友好的というものではなく、敵対行為だと考えている。軍用機が撃墜され、我々の人間が殺されたのだ。我々を特に憤慨させたのは、これがもし不慮の事態であったならば、こういう場合は普通どうするのかということだ。すぐさま受話器をとって、互いに説明しようとするだろう。(トルコは)そうするどころかさっさとブリュッセルへと逃げていき、…NATOの陰に身を隠そうとした。だがこんなことがNATOに必要だろうか? やはり要らない話だとことは言われたようだが。」
プーチン大統領はまた、ロシアが地対空ミサイルS-400を展開したことで、トルコはすでに以前のように罰せられることなくシリアの領空侵犯は行なえないと強調した。
「彼ら(トルコ政権)は我々がそこから逃げ出すと思っていたが、いや、ロシアはそんな国ではない。我々はシリアにおけるプレゼンスを拡大し、軍用機の数を増やした。現地にはロシアの対空防衛システムは無かったが、今やS-400が配備されている。以前はトルコは現地を飛行し、常にシリアの領空侵犯を行なっていたが、今や(飛びたければ)飛んでみるがいい。」