「我々の立場は変わらない。それは原則的なものだ。我々が考えるのは、誰が、いかなる基準で、いかなる規則で自分たちを統治するかを決めねばならないのは唯一シリア国民のみだということだ。誰がどこで率いるべきかなど、当事者ではない誰かがどこかで誰かに対して押し付けることなど、我々は決して同意しない。」
プーチン大統領は、ロシアはシリア危機の解決にあらゆる手を尽くし、「どんなに状況が複雑であろうとも、見つけうる解決が全ての方面に受け入れられるものとなるよう全力を傾ける」ことを約束した。
プーチン大統領はさらに、ロシアの航空宇宙軍はシリア軍の攻撃作戦を支援すると強調。大統領は、ロシアはシリア軍と、「ダーイシュ(IS、イスラム国)」を相手に戦うシリアの武装反体制派の尽力の統合に成功しつつあるとの見方を表した。大統領は、ロシア航空宇宙軍はこうした反体制派の尽力もシリア政府軍の尽力と同様支援していくと指摘した。