英国政府は今年5月にEU脱退を問う国民投票の法案を議会に提出していた。
ハモンド外相によれば法案は議会の承認を得て、「今日(17日)、王室の許可を得た。」これはつまり、公式的に法案が承認されたことを示す。外相は「これで英国民がEUに関し、最終的な決定を下すためにさらに一歩近づいた」と語った。
国民投票の実施日については文書には「2017年12月31日より前」と記載された。
キャメロン首相は国民投票の実施までにEUにおける英国の加盟条件の変更およびEU自体の改革を取り付けるよう努力する。EUパートナーらとの交渉は英国が改革を望む4競争、主権、社会政策、経済行政の4つの分野について行なわれる。