こうしたリストを作成することで日本の放射性廃棄物保管計画の実現に向けた「長い道のりへの最初の一歩」が記されるという。常設保管庫は地下300mに建設される予定。そこで廃棄物は放射線が安全レベルまで低下し、人間にも環境にも無害になるまで保管される。
多くの専門家がこの計画に危惧を示している。日本は地震活動が活発な地帯に位置している。2011年、マグニチュード9の自身が発生し、15mの大波が福島第一原発を襲った。結果、およそ2万人が死亡、または行方不明となった。同様の災害が起こった場合、放射性廃棄物の大量格納庫に何が起こるのか、どのような数の被害をもたらすのか、推して知るべしというところである。