街のあちこちに様々なおとぎの世界のテーマコーナーが出現。マスタークラスやゲームに加わったり、ショーを覗いたり、プレゼントを買ったり、写真撮影を行う市民の姿が見られる。
今年、モスクワはオリジナル・インスタレーションを用意。お正月のお祭りが催される場所には長さ100キロメートルを越えるネオンが使われることになった。ランプが点灯する噴水や光のトンネル、星座をちりばめた空まで登場。建物のファサードでは美しいレーザー光線のショーも展開される。
クレムリン脇のマネージ広場にはロシアで1番のヨールカ(もみの木)が立てられ、木のまわりの空間はロシアの地図が出来上がる。ボリショイバレエ劇場の向かいにある革命広場ではバレエの生出演が行われれ、午前中はお正月定番のナンバー「くるみ割り人形」が、夜は「白鳥の湖」がかけられる。
ボリショイ劇場前の劇場広場も革命広場、マネージ広場、クズネツキーモスト、戦勝記念公園「ポクロンナヤ・ガラー」など、市内の多くの場所でお正月の特設ステージが設けられる。