ロシアへ情報漏洩の疑いで書類送検された元陸将らの起訴延期

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東京地検は、ロシアへの自衛隊情報の漏洩に関与した疑いが持たれている7人の起訴を延期した。その中には、陸上自衛隊の東部方面総監だった泉一成(カズシゲ)元陸将(64)及び駐日ロシア大使館のセルゲイ・コワリョフ元武官(50)も含まれている。共同通信が伝えた。

ロシアの諜報機関への文書漏洩の疑いで元陸自幹部ら書類送検 - Sputnik 日本
ロシアの諜報機関への文書漏洩の疑いで元陸自幹部ら書類送検
共同通信の情報では、東京地検は、ロシア側に渡された資料の秘密性は「あまりに低い」と判断した。

泉元陸将は、ロシアの諜報機関と関係を持ち、価値ある情報を渡したとの疑いが持たれている。警察庁公安部によれば、元陸将は、駐日ロシア大使館の元武官に、特別な性格を持った「教範」と呼ばれる内部資料を渡した。

しかし「教範」の内容は、国家秘密ではなく、自衛隊員であれば、自分の名前と職務を示せば、手に入れる事が出来る。

ロシア大使館の元武官に渡されたとされる「教範」の中には、自衛隊の師団と旅団の指揮に関する情報が含まれていたということだ。

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