共同通信の情報では、東京地検は、ロシア側に渡された資料の秘密性は「あまりに低い」と判断した。
泉元陸将は、ロシアの諜報機関と関係を持ち、価値ある情報を渡したとの疑いが持たれている。警察庁公安部によれば、元陸将は、駐日ロシア大使館の元武官に、特別な性格を持った「教範」と呼ばれる内部資料を渡した。
しかし「教範」の内容は、国家秘密ではなく、自衛隊員であれば、自分の名前と職務を示せば、手に入れる事が出来る。
ロシア大使館の元武官に渡されたとされる「教範」の中には、自衛隊の師団と旅団の指揮に関する情報が含まれていたということだ。