人権擁護団体Reprieveによれば、一番若い同団体のメンバーであるアブドゥラ・アル・ザヒル氏は国内のシーア派により大きな権限を与えるよう求める抗議行動に参加したために死刑を宣告された。逮捕時点で年齢は15歳だった。ほかの二人、アリ・アル・ニムル氏とダウド・アル・マルン氏は17歳だった。
同国の政権はスンニ派が握っている。シーア派の行動は厳しく弾圧される。
ニムル氏に対する容疑は、抗議行動に参加し、活動家らを支援するために携帯電話を使用した、というもの。他に、武器庫を管理していた、との容疑もかけられているが、本人はこれを否認している。
国際社会の抗議にも関わらず、当局は減刑する気はない。
サウジアラビアは現在国連人権理事会の理事国である。