「いま日露の政治関係は100点満点中の100点というレベルにはない。ロシア文化フェスティバルの枠内での文化活動のお陰で、日本人はよりよくロシアの人々を理解し、ロシア人は日本人を理解することができる」とのこと。
鳩山氏は、閉幕イベントとなったバレエ「くるみ割り人形」の音楽を初めて聞いたのは5歳のときで、そのとき自身はジフテリアで病臥していたが、バレエそのものを見たことはなかった、という。
「私は今日はじめてバレエを観劇し、感動しました」と鳩山氏。
閉幕式には国際文化協力担当ロシア大統領特別代表ミハイル・シュヴィトコイ氏も出席し、答辞として、「日本人もロシア人も、善に関するイメージは共通している」と述べた。
「この世界の破壊を望む悪の灰色パワーは常にある。しかし善のパワーもまたある。日本人にもロシア人にも同じようなそれがあると思う」とシュヴィトコイ氏。