新年を前にした議員達の忘年会の開会を宣言したのは。セルゲイ・ナルィシキン下院議長で、彼は議員達に新年前のお祝いの言葉を送った。
毎年、様々な「コンセプト」でパーティーは行われるが、今年の目玉企画は、議員各人が、それぞれ有名アーチストと組んで歌を披露するというものだった。芸達者で有名な自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキイ党首は、周囲の期待に反し歌わなかったが、その代わり合唱団の指揮者として登場、「広大なるわが祖国」を披露した。
指揮後、ジリノフスキイ党首は、次のように述べた-
「来年は、どこかのレストランで、この会を催すことを提案する。そして代金は全額、共産党に払って頂こうではないか。なぜなら2017年は10月社会主義大革命100周年だからだ。」
テレビ局「ドーシチ」によれば、パーティーで議員達が乾杯したシャンパンは、ロシア産のもので、出された前菜は、すべて下院食堂で用意された。
消息筋の情報では「贅沢なものではなく無駄はなかった」との事だ。