内務省の発表によると、開票率100パーセントで「国民党」の得票率は28.72パーセント、123議席を獲得したが、過半数の176議席には達しなかった。
第2党は、得票率22.01パーセント(90議席)の「社会労働党」、第3党は、得票率12.67パーセント(42議席)の「ポデモス党」。なお投票率は、73.20パーセントだった。
「ポデモス党」の党首パブロ・イグレシアス氏は、選挙を総括し、今回の選挙は約40年続いたスペインの2大政党制に終止符を打った、との考えを表し、次のように語った-
「今日はスペインにとって歴史的な日だ… 我々は国の新たな政治の時代を開始する… スペインが以前のようになることはもうない」。ロイター通信が報じた。
スペインでは、「国民党」と「社会労働党」による2大政党制が続いていた。