辞意の表明は20日のことだという。NEWSru Israelが報じた。家族との協議の末の決断という。なお、家族は全面的に同氏を支持している。しかし、子共や妻、年老いた母親に、最初の裁判の間に経験させたようなことをもう一度経験させることを望まないのだという。
昨年3月、同氏は、元部下の女性にセクハラを訴えられた。5月、政府の法律顧問は、大臣に対する嫌疑の一部が反証されたため、捜査を打ち切るよう勧告した。
しかしこれで問題は終わらなかった。Haaretz紙は16日、職務中に大臣からセクハラ被害を受けたと訴える別の女性職員の証言があることを公開した。同女性は警察に正式に訴えることは望んでいない、とのことだった。
直後、もう一人の女性が、SNS上で、大臣に対するセクハラに関する訴えは全て疑念の余地がない、何しろそれらは私自身が体験したことと同じだからだ、との声を挙げた。それからの2日間で、大臣をセクハラで訴える女性の数が6人に上っていることが明らかになった。