スホイ24のブラックボックスのマイクロチップの一部が破損していた事は、18日金曜日、国際航空委員会の専門家らが、ジャーナリスト立会いのもと、フライトレコーダーの開封に着手した際すでに明らかになっていた。しかし、詳しくX線検査をした結果、最も悲観的な予想が確認されてしまった。
ロシア航空宇宙軍によれば「フライトレコーダーの不揮発性メモリーチップ16のうち13個がダメになっており、残りの3個も損傷を受けていた。ただマイクロチップの内部部品の損傷程度は、X線透視検査ではわからないので、シリアル番号WDD5のマイクロチップだけは、良好な状態である可能性がある。」
今後専門家らは、さらに追加的に専門家を迎える考えで、シリア上空でのスホイ24撃墜時の状況を明らかにするため、彼らは唯一残ったマイクロチップのクリスタルから、ほんの少しの情報でも取り出せるよう試みることになる。」