ペスコフ報道官は、米国が制裁リストを拡大した事に関する記者団の質問に答え、次のように述べた―
「これはまさに、論理に矛盾した非友好的路線の継続そのものだ。二国間関係に破壊的影響を及ぼす路線の継続である。
下された決定は、まず分析され、後に可能な対抗措置に関する提案が準備されるだろう。よく知られているように、こうした場合においては再び、相互主義の原則が優先される。
ここでは当然ながら、良識に反し、相互行動や協力拡大の要求に反する決定がなされた事に対し、残念ながら、米国政府は、時代の要求に著しく相違する路線を選択していると言うことしかできない。」
なお記者会見で、ペスコフ大統領報道官は、いつ対抗措置を講ずるのかについて、具体的な発言は行わなかった。