トルコ南・東部のクルド人が住む一連の地域では政権によって戒厳令が宣言された。特にディヤルバクィル市スル地区、シルナク県のジズル市、シロピ市、マルディン県のヌサイビン市、ダルゲチト市では街頭で治安維持機関と党の戦闘員らの衝突が続いている。
反テロ作戦作戦には軍、警察からおよそ1万人が加わり、居住区からクルド労働者党のメンバーを除去する掃討作戦を行い、堀を埋め、軍事機器の都市への侵入を阻むためにクルド人戦闘員らが地雷を埋めて築いたバリケードを撤去している。街頭では銃撃戦が集中的に続けられており、ここ8日間でクルド人側は168人、治安維持機関側には4人の死者が出ている。